人の優しさに触れる旅: 車いす旅行で発見する喜び

車いすに乗るようになってから十数年が経ちました。怪我をして車いすのお世話になった頃は、悔しい気持ちと悲しい気持ちで一杯でした。「楽しみだった旅行も、もう行けないだろうな」「それは仕方がないことなんだな」と諦めていました。 けれども、車いすに…

幾何学図形を描いてみました

月刊誌「数学セミナー」を購読していた頃、幾何学図形を描く特集があったのを思い出しました。インターネットもスマホもない時代です。PC-8001というマイコンとプロッタ(多分「渡辺測器」製だったと思います)の組み合わせで幾何学図形を描いたのを覚えてい…

笠原乾吉著 複素解析(ちくま学芸文庫)を読んで

リーマン面 複素関数論の本「笠原乾吉著 複素解析(ちくま学芸文庫)」を紹介します。とは言え、第4章以降は不勉強なため(私には少し難しいので,これから,じっくりと理解する予定です.)節のタイトルと定理を列記することに終始してあります。今後、膨らま…

簡単にできる3Dアニメーション【CSS&javascript】

プログラムが自分の思う通りに動作した時、バグ(不具合)の原因が分かった時は嬉しいものです。まさにプログラマ冥利に、尽きました。その思いが強くて会社を辞めた後もプログラムを作りたいという気持ちに駆られました。 丁度その頃(会社を辞める前か辞め…

アルキメデスの大戦とアルキメデスの公理から平均値の定理まで

題名に魅せられて、三田紀房さんによる日本の漫画、およびそれを原作とした実写版映画「アルキメデスの大戦」を観ました。軍艦、航空母艦など旧日本海軍の開発・製造について、当時の技術戦略と人間模様をテーマとしてフィクション作品でした。 微分積分の基…

ε-δ論法。私は、こう理解しました。

優しい風を吹かしたら、今までぼんやりとしか映らなかった景色でも、くっきりとみえてくる場合があります。微分積分や解析学を学ばれる方にとって、避けて通れない概念のひとつであるε-δ論法を理解することで、今までぼんやりとしか見えなかった極限の概念、…

Amazon Payも使えます新鮮刺身で食べられるズワイ蟹の通販

蟹が美味しい季節になりました。しかし、現状では蟹の原料価格が予想に反して高騰しているために、スーパーやデパ地下などの鮮魚売り場では簡単に手に入れることが難しくなる可能性があります。自宅に居ながら鮮度抜群のずわい蟹をお刺身で食べられる通販を…

微分積分から関数解析まで解析学の本を紹介します。

最寄り駅からバスに揺られて、約25分。新築の家が建ち並ぶニュータウンを抜けると小高い丘陵が見えてくる。その丘陵の坂道を登った場所に私たちの学校がありました。身動きが出来ないくらい満員のスクールバスの中でも、新緑に包まれた車窓の風景が新鮮で…

WEBアプリを作りました

伊豆踊り子号が下を通る歩道橋を渡ると、中小の会社が建ち並ぶ街並みに様変わりをします。その街並みの中ほどにある4階建ての白い建物が、私の勤めていた測定器の製造メーカーでした。私が入社した当時は、測定器にマイクロプロセッサを組み込むことが当面の…

アフェリエイトを始めました。

むかし、会社の先輩方と一緒に北海道に連れていって貰ったことを思い出しました。もう三十年以上も前のことです。ニセコのペンションに泊まった後、札幌に行き、ススキノで食べた蟹料理の味が忘れられません。コロナ禍が続く中、通販で蟹を取り寄せるのも良…

CSSだけで作る3次元アニメーション

酷暑の夏が終わり、曼珠沙華の花が、見ごろを迎えています。曼珠沙華の花は一日の寒暖さが大きいければ大きい程、美しくなるそうです。 このブログで紹介するのは、正六面体(regular hexahedron)の表面に画像(写真)を貼り付け、その正六面体を回転させるア…

解析学(微分積分学)の勉強は「デデキントの切断」からが、おすすめ。

長い梅雨が明け、酷暑の夏がやって来ました。四十四年前の夏も暑かったのを覚えています。数理学科という理数系の学部に入って、はじめて手にした数学書が、このブログで紹介する高木貞治著 「解析概論」でした。解析学を学ばれた方ならば一度は読まれたこと…